願いが叶ったワールドストーンのパワーストーン
パワーストーンは持っているだけでも心を癒してくれるものです。
私が持っているパワーストーンはムーンストーンのブレスレットです。
買い物で行った町で偶然入ったお店で見つけたもので、あとで調べてみるとそこはワールドストーンという有名な天然石の専門ショップでした。
その時は特に天然石に興味があったわけでもなく、ただウィンドウショッピングがてらフラッと入ってみた程度だったのですが、その時すでにパワーストーンの力に吸い寄せられていたのかもしれません。
お店に入って見つけたムーンストーンは、乳白色で光にかざすとうっすらと七色に光ってとても美しく、どうしても欲しくなり、その日はお目当ての洋服があってそれを購入するつもりで買い物に来ていたのですが、それを中止して、手持ちのお金を全部だしてそのムーンストーンのブレスレットを買ってしまいました。
人生初の衝動買いです。
それほど虹色に光るムーンストーンが魅力的だったのです。
その時は特にパワーストーンが持つ効果に期待して買ったわけではありませんでした。
実際毎日のように腕につけていましたが、特に幸運が訪れるわけでもなく、だからと言って不幸になるわけでもなく、いつも通りの毎日が過ぎていきました。
でも不思議な体験をしたことが一度だけあります。
ある日、大好きな祖母が病気になり、生死をさまよったことがありました。
私や家族は病院につきっきりで看病しましたが、お医者さんが言うには回復の見込みは薄いということでした。
絶望的になっていた時、ふと見るとムーンストーンがいつもより鈍く光っているように見え、翌日にはますます色が変わっていて、乳白色というよりも灰色に近く、七色の光もなくなっていたのです。
その変化に驚いているのと同時に祖母が意識を回復し、容態が安定してきました。
そして順調に回復していったのです。
あのムーンストーンの変色は、祖母の命を救ってくれたのだと思います。
その変色したムーンストーンは、満月の日にベランダに置いておいたら、翌日にはいつもの乳白色に戻っていました。
月の光を吸い取ってまたパワーを呼び戻した感じです。
今もそのブレスレットは大事にしまってあります。
たった一度私の願いを叶えてくれたパワーストーン、これからもずっと宝物です。